順調です。
でも昨日あたりから、
どうにも調子が悪いです。
最近の天気の悪さが
影響しているのでしょうか。
(そう言えば8月に入ってからの
東京の連続降雨記録が
まだ続いていますね)
この耳鳴りと、胸の動悸は、
きっと低気圧のせいでしょう。
お酒を辞めてから、
一度は止まったと思っていたのに
また再開した耳鳴りです。
断酒451日目:音嫌い
(そう言えばこの記事を書いたとき、
「耳の聞こえない人もいるのに、
贅沢な悩みだね」と
おこられたものでした)
いま、仕事が忙しくて
気が紛れるのは助かるんですが、
やっぱり耳鳴りと頭痛だけは
耐えられないものがあります。
そこで、
(短絡的発想ですが)
『存在の耐えられない軽さ』(1988・米)

ミラン・クンデラの同名小説の映画化です。
監督はあの『ライトスタッフ』の
フィリップ・カウフマン。
主人公は酒も飲まず、
ギャンブルもやらない優秀な外科医ですが、
性的に奔放です。
「人生は私にはとても重いのに、
あなたにはごく軽いのね。
私、その軽さに耐えられないの」
『プラハの春』という
歴史の瞬間に生きた男と二人の女。
ニーチェの哲学にも触れるような
その重い内容と、美しい映像、
美しい女性たちの対比があります。
エロティックなシーンと
その印象的な題名で、
(The Unbearable Lightness of Being)
公開時にはけっこう話題になりましたが、
今でも忘れられない名作です。
自分の存在理由(レーゾンデートル)
とは何か。
なぜ酒を飲まないのか、と同じく、
永遠の命題です。
明日も断酒を続けます。