断酒129日目です。

順調です。



今日の帰り道。

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「東京に空が無い」

と言ったのは、

高村光太郎の妻、智恵子です。



智恵子は心を患い、

故郷である福島と、

今自分のいる東京の空を比べて

嘆きます。



でもその時代、東京はまだ

高度成長期の前ですから、

見上げれば広い空があったはずです。



ビルや電線で遮られたり、

大気汚染で曇った空ではありません。



でも智恵子は、

自分の知っている空が

そこにはないと言うのです。



どこからでも見えるはずの

同じ空。



悲しみの底にある

智恵子の目には

その空が見えないのです。




私は最近、

空を見上げるようになりました。

そして、いつもその詩を思い出します。


「あどけない話」 高村光太郎


智恵子は東京に空が無いといふ、

ほんとの空が見たいといふ。

私は驚いて空を見る。

    ・
    ・
    ・



お酒を辞めて、

私は空が見えるように

なりました。



今日は満月。


東京の空は曇っていますが

その向こうには

まん丸いお月様がいるはずです。



明日も断酒を続けます。