断酒260日目です。

順調です。



260日前に私は断酒を始めました。


いや、始めたと言っても、

自分の意思ではありませんでした。

恥ずかしいことに。



あの日の朝、

私は長男の運転する車に乗って、

いつも精神内科でお世話になっていた

大学病院に連れて行ってもらったのです。



病院に着くと、

私はすぐに車椅子に乗せられました。



そのとき私は、

両足のおそろしいむくみと、

腹水が溜まって下半身は

ぱんぱんに膨れあがり、

白目も真っ黄色になっていました。



とても歩ける状態ではない、

いつ昏倒するかもわからない、


と、お医者さんに診断されたのでした。



それから私は車椅子に乗せられて、

いくつもの検査や診察を受け


そして結局はベッドに寝かされるまで

病院の中を行ったり来たりしました。



私は生まれてから一度も

車椅子に乗ったことはなく、

それが初めての経験でした。



その間、ずっと長男に押してもらいました。



それが、とても悲しくてたまらなかった。



「まじかよー。」

なんてふざけて笑いながら、

私は心の中では泣きそうになっていたのです。



五体満足に生まれて、

一度も大きな病気をしたこともなく、


まだ年寄りになってもいないのに。



世の中にはもっと辛い思いをして、

体が動かせない人だっているのに。




それなのに、こんな理由で

自分の息子に車椅子を押してもらうなんて…



この世でいちばん大事な宝物に。



父親とはこうあるべきだ、

と教えてあげなければいけなかった子どもに。




もう二度とあの思いはしたくないのです。



明日も断酒を続けます。