断酒10日目です。

順調です。


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『死ぬことと見つけたり』

って言葉、知ってますか?



今、ニュースやネットで

集団自殺らしき事件が

話題になってますけど。



今朝もなんとなくテレビを観ながら

ごはんを食べていたら、


何だか、おそろしい言葉や

大工道具の名前が、

ぽんぽん飛び出してきて、


思わず私は、

食べていたヨーグルトやらなんやらを

吹き出しそうになったり、

気持ち悪くなったりと、散々でした。



まったく…、報道ってのも

時と場合を考えて欲しいですよね。


せっかく毎朝、美味しい朝食が

食べられるようになったというのに。


しかも、事件はTwitterの上で起きているんだとか。

(「デスクの上」じゃないですよ)




ところで冒頭の言葉に戻りますが、


死ぬくらいなら、がんばれ。


死ぬ気になってやれば、

なんでもやれる、



って、よく言いますよね。


でもこれは、

そういう意味じゃないんです。



正確には

『武士道とは死ぬことと見つけたり』

という言葉で、


肥前佐賀鍋島藩

「葉隠」と呼ばれる

武士たちがたしなんだ書物の中の言葉です。



私はこれを

隆慶一郎という時代小説作家が

書いた本で読んだのですが、

まず、冒頭からぶったまげます。



そこに出てくる

「葉隠れ」の武士たちは、


朝に目覚めるとまず、

死ぬことから始めるんです。



そして死人として生まれ、

一日を死人として過ごすんです。


そして、死人であるからこそ、

何にも惑わされず、欲も持たない。




なぜなら、

彼らは仕える藩主のためには、

ただ死ぬことも厭わないために。




実はこれ、

うろ覚えだったんですが、


確かに、隆慶一郎が書いた本のはずで、、


と思って、今ネットで調べました。


「彼らは、生きながら死人として生き、

 藩主のために死ぬことが

 当たり前である人々である。」



(ほぼ合ってました。

 いやー、ネットって

 本当に便利な世の中になりましたよね)


でもほんとに、

「朝に死ねば、一日は死人として生きられる」

って考え方も、生き方もすごい

って思いませんか?



ちなみに隆慶一郎

私が時代小説で唯一、

ファンになった作家です。

(あ、あと山田風太郎もいましたっけ)



主な著作に

『吉原御免状』、『一夢庵風流記』

『鬼麿斬人剣』、『柳生非情剣』

『影武者徳川家康』


などなど。





でも、次作を楽しみに待っているうちに

66歳で亡くなりました。(1989年)

(酒飲みでも知られてました)




実は私はこれを

昨日の夜中に思い出して、


「明日のブログに書こうっと」


なんて考えてたのですが、

そこは影響を受けやすい、私の性格です。


もう今朝の、夢に見てしまいました。



昨夜は、午前4時前くらいに寝て、

6時半にはもう目が覚めたのですが、


そのたった2時間くらいの間に、

「もうこれ映画じゃね?」

ってくらいの

(ちょうど時間もそんなもんですね)


スペクタクル大ロマンな

超大作ムービー的な夢を


見てしまったのです。



なんと、その夢の中では、

私は今から30年前に死んでいるんですよ。


そして、

私が死んだ1日前に、

生まれ変わるんです。


(ここはあの名作『リプレイ』に繋がりますね。

 断酒268日目:リプレイ



その夢の中で私は、

まだ若い頃の妻に会い、

幼い息子たちに会って、


(なぜか、

 「僕たち、妹がほしーい。

  今日は早く寝るからさっ」



 なんて、激励されたりして。。)


そして私だけが知っている

最後の夜を過ごそうとするのですが…


なんと、

ここでお酒が出てくるんですね。


「今日、飲んではいけないんだ!」


って、それから私は

死にものぐるいで戦うんですよ。



それはもう、

ライバルが現われては、

妻と飲みに行くわ。


トイレが襲ってくるわ。


「こんなところで負けるものか!」

 と、それはもう壮絶な戦いでした。


 なぜか船のトイレだからと言って、

 異常に狭かったり。

 さらに壁が迫ってきたり。


 それなのに、誰かの◯◯で床が滑る!

 服が汚れる!もう風呂には入れない!


 外で妻が待ちくたびれてるのに

 紙がない!等々…)


それから突然、自分は

トムクルーズばりの俳優だったことを

思い出してしまい、


これからはギャラががっぽがっぽ

手に入るから

「もう働かなくていいんだ」

と妙な安堵感に包まれたり…。


もうすぐカーチェイスが始まるからと

飲むのを必死で我慢してたり。



さらに場面はラブシーンあり、

乱闘シーンありの、

さらに友人の裏切りがあり、と続き…



そして、クライマックスには、

海で墜落するはずの自家用ジェットの中で、


「どうしても飛ぶんだ。

 私は家庭を守る義務があるんだ」



言い張るパイロットを

やっとの思いで説得して、


「ああ、死なずにすんだ」

ほっとしながら家に帰る朝。



すると突然、

場面は現在の私の家、

妻が玄関から、笑いながら出てきて


「こんなものが来てたよー」

と差し出す一枚の紙。



「断酒30年証明書」



もう、目が覚めたら呆然。


突然に鳴り始める目覚まし時計。



カーテンを開けたら、

冒頭の写真のような太陽の光がいきなり

目を突き刺してクラクラッと。



今日は会社休んじゃおうかと、

しばし本気で悩んでしまいました。



明日も断酒を続けます。