断酒67日目です。

順調です。


小学校の頃、私は転校を4回しました。

以前にも書きましたが
小学2年生の頃に父親を亡くしましたので、

私は親戚に預けられたり、
母親の仕事の関係で引っ越したりで

転校することが多かったのです。


その最後の1回は小学6年生の頃でした。

鹿児島から東京に引っ越してきました。

鹿児島の小学校では、
もうすぐ修学旅行に行くという時期でした。

でも転校した先の小学校ではもう、
修学旅行は終わっていたのです。


そういうわけで私は、
小学校時代には修学旅行に行けませんでした。


ですので中学3年生になって行った東北旅行が、
初めての修学旅行になりました。


それはとても楽しい修学旅行でした。


それまで私はクラスでは優等生でした。
あの頃が一番勉強ができた時期だったかもしれません。


ところがなぜか、修学旅行のグループ分けで、
クラスでも「不良」と呼ばれるグループに
入ることになったのです。


でも「悪い友達」の魅力に私は惹かれました。


私はそれまでは「友達」と呼べる友達もあまりいませんでした。

たび重なる転校で、
友達ができるたびに別れを繰り返していましたので、

ひどく悲しみ、
友達」ができることを辛く感じていたことも原因だと思います。

そして心の底まで打ち明けられるような、
親友」を作るのが悲しかったのです。


でも修学旅行で知り合ったばかりの「不良グループ」は
そんなことはお構いなしに、
私の気持ちを打ち解けようとしてくれます。

「お前、ほんとうは面白いやつだな」
「これからは夜の番長と呼ぶぞ」

あっという間に仲良くなりました。

(大人になるまでは、ずっと付き合っていました。
 私の人生で唯一の「親友」であり「仲間たち」でした)


ところが、
修学旅行が終わらないうちに、

私たちは大失敗を犯してしまいました。


東京へ帰る寝台列車の中で、
誰が言い出したわけでもありませんが、

ウィスキーの瓶を何本も持ち込んで、
お酒を回し飲みしてしまったのです。

そして私たちは中学生でありながら、
皆で酔っぱらってしまいました。


他の友達がどうなっていたかはわかりません。

私もひどく酔っぱらっていましたから。


でも、トイレの前で出会ったクラスの女子に、

「○○君、お酒飲んでるでしょ!」

と言われたことをよく覚えています。


そして、

「酔っぱらってなんかいないよ!」

とつい最近まで何度も言っていたようなセリフを、
このとき、もうすでに口にしていたのです。


この飲酒事件はすぐに先生たちにも知られ、

翌朝、私たちは東京駅に着いてから親を呼び出されました。

そして1週間の停学になりました。


これが私のお酒の人生の始まりだったと思います。

このときの私が、40年近くたった今も続いてきたのです。


こうして思い出してみると、

自分は昔から変わってないんだな、とつくづく思います。

昔から馬鹿だったのに、今でも馬鹿なんだなって。



やっと今頃になって、気付いて、

私はお酒を辞めようとしています。